「じゅん文学」BBS
御礼 - 丹羽加奈子
2024/12/30 (Mon) 21:38:45
明日は一年の締めくくりの大晦日です。今年「じゅん文学」は新しいスタッフで112号、113号を発行することが出来ました。喜ばしい事です。これも同人、会員の皆様方のご協力の賜物です。有難うございます。又、新スタッフには校正、編集、レイアウト、監修等々と大変な作業をしてもらいました。頭が下がります。
漕ぎだした船が今後も順調に進んでいくことを願っています。新しい年が平和で幸せな年になることを祈らずにはいられません。「じゅん文学」の益々の発展を願っています。まずは皆さんに原稿の提出を宜しくお願いします。114号の締め切りは一月末です。
良いお年をお迎えくださいませ。
編集委員会代表 丹羽加奈子
中部の文芸に掲載 - 丹羽加奈子
2024/12/10 (Tue) 04:24:09
前項の一部を訂正
鈴木友範さん作の「しるべなき時を過ぎて」の題名を
「知るべなき時を過ぎて」と間違えて記載してしまいました、改めて訂正いたします。又、作者の鈴木さんにお詫びいたします。
丹羽加奈子
中部の文芸に掲載 - 丹羽加奈子
2024/12/10 (Tue) 00:44:12
中部の文芸に掲載
昨日12月9日中日新聞の夕刊、中部の文芸欄に「じゅん文学」113号掲載の鈴木友範さんの「知るべなき時を過ぎて」が取り上げられました。竹中忍氏の批評を転載いたします。
鈴木友範「しるべなき時を過ぎて」は異常に癇症な父親が精神を病んで入院するうちに、家庭に収まらない性格の母親が急逝する。葬儀に際して常にいがみ合った両親との家庭を息子が考える。親子親族は変えられず、嫌でも逃げられない。血の繋がりの恐れと嫌悪だが、また親族の誰もが辛い人生に耐えているのだ。息子は妻の助けもあって、そんな血縁による宿業を乗り越えようとする。過去の出来事の繰り返しと人物名が多いのは気になる。旧作の改稿と明記したのは良心的だ。
以上 お知らせまで
「じゅん文学」掲載の作品が新聞や他の文芸誌に取り上げられると、作者も同人、会員も嬉しいし、励みにもなります。次号にも頑張って作品の発表をしましょう。
猛暑の夏から急に寒くなりました。インフルエンザやコロナに感染しないように健康で年末を過ごしましょう。
編集委員会代表 丹羽加奈子
113号に原稿をご提出の皆さんへ(ご希望伺い) - じゅん文学編集担当スタッフ
2024/09/02 (Mon) 21:16:56
113号の原稿提出、ありがとうございました。
合評会の希望月と、無料配布冊数以外に
追加購入を希望される方はその冊数をお知らせください。
原稿を送ってくださった、じゅん文学のメールアドレスへ
ご連絡をお願いします。
連絡期日 9月8日(日)までにお願いします。
連絡事項
①合評会希望月
②追加購入冊数
113号合評会
2024年11月17日(日)13:30ー16:30
会場 愛知芸術文化センター12階催事室C
2025年 1月19日(日)13:30ー16:30
会場 同上
Re: 113号に原稿をご提出の皆さんへ(ご希望伺い) - 伽芙伽怪(かふかあやし)
2024/09/02 (Mon) 22:21:40
2024年11月17日(日)に希望します。
宜しくお願いします。
Re: 113号に原稿をご提出の皆さんへ(ご希望伺い) - じゅん文学編集担当スタッフ
2024/09/04 (Wed) 19:57:57
伽芙伽怪(かふかあやし)様
早々のご連絡、ありがとうございました。
承知しました。
Re: 113号に原稿をご提出の皆さんへ(ご希望伺い) - 栞 智恵子
2024/11/18 (Mon) 22:38:12
伽芙伽怪(かふかあやし)様
ご連絡です。
昨日の合評会で、11名の参加者からコメントをもらいました。
私のなぐり書きのメモを整理してまた後日お伝えします。
なぐり書きのため即日連絡ができなくて恐縮ですが、
今度の週末まで少しお時間いただければと思います。
事務局 栞智恵子
Re: 113号に原稿をご提出の皆さんへ(ご希望伺い) - 栞 智恵子
2024/11/25 (Mon) 03:20:38
伽芙伽怪(かふかあやし)様
先週の合評会のコメントを、私の理解で以下にまとめました。
発言者の方の意図を汲み取れていないところもあるかと思いますが、
ご容赦くださればと思います。
◆作品
・公安に怯えている過剰反応がよくわかる。
・PCのマウスの位置のわずかなズレを公安だというところが、わかりやすい狂気だった。
・自分の思いもあり、頭の回転の良さもある。
鈴木氏の小説は他者の狂気を書いて危ない自分はいないが、ここには危ない自分がいる。
・最後に、公安に狙われている中で、平和にしたい行動ができなく身動きがとれない切迫感は読み取れた。
・公園、グランド、自宅など、舞台が何の説明もなく展開していて、あれ?と思うところもあった。
ひとり舞台の脚本を小説におこし直したのだろうか。
◆ジャンル
・政治や三島の話をリアルに書いてあったから、ジャンルを迷った。
・カフカというペンネームから、変身に注目してみた。
変身は不条理の世界を書いており、この作品もそのようだ。
そうであれば、SFでもいいと思うが、実名を出してリアルが多いので、このままではSFにはちょっと無理がある。
実名などはもっとアレンジしたら、独特のいいSF作品になると思う。
◆背景
・世界で戦争がおきている今だからこそ、反戦の思いを書いたのだと思った。
・作者の立ち位置が、沖縄だということが大きいように思った。ご本人はまだ書き足らないかもしれない。
・沖縄の方が、なんとか平和をという思いの中で、政治的な言葉が出てくると、つらい気持ちになる。
◆作家
・小説を書くには、こういう風に考えないといけないのかと勉強になった。
小説としては素直なだけではいけないと思った。
・前作の浄瑠璃の主人公とは全然異なる人物を書いており、幅のある作家だと思った。
・書き手としての自分の世界をもっている。
・本土と違って歴史的に隔絶された沖縄を知っており、本土の僕らにとって知らない世界と読め、そのへんが強みだと思う。
・読ませるために書きたい人と、自分のために書く人とがある。
自分のために、どんどん書くといいと思う。
◆校正
・校正は30カ所したものの、文章は上手な方(かた)である。
(30は多すぎず少なくもなく人並みな数字です)
・とはいえよじれているところはあり、校正・編集上どこまでしたらいいのか悩んだところもあった。
事務局 栞智恵子
しるべなき時を過ぎて - 伽芙伽怪(かふかあやし)
2024/11/20 (Wed) 14:59:32
家族の両親の父の暴力を含む激しい生涯にわたる諍いを倦むことなく描いている、秀作だと思う。
だが精神病者に対する見方が正常者側から描かれ、老いた父親を精神病院から引き取るのがこの義務であるかのようになっている。父親は精神病院のほうが穏やかに安全に暮らせること、患者側の視点が抜け落ちている。龍一さんも同じである。
精神病院の方が楽に暮らせる人もいるのだ。
退院すると、すぐに病気をぶり返し、入院し、するとすぐに落ち着いた状態になる人もいる。彼らは病院の方が住みやすい場所なのである。
父親を引き取ると、奥さんへの負担が過重となり、家族の生活が危機になるのではと思う 。
「街の名前」の感想 - 伽芙伽怪(かふかあやし)
2024/11/18 (Mon) 19:59:51
語り役の飯田と加奈絵に騙されて三千万貸した坂本の道中で、幼なじみであった飯田が加奈絵との出来事を語る。坂本は加奈絵に騙されたとは思わず、好意を持っている。
展開と描写が始めから終わりまで平坦であり、退屈に思った。それに話が冗長でもっと短く纏めて圧縮して、一気に読めるようにした方がいいように思えた。
殺人未遂でまでするのにさらっと終わっている、緊迫感が欲しかった。
113号11月合評会 - 栞 智恵子
2024/11/13 (Wed) 21:01:41
11月合評会は予定通り開催します(再掲)。
■113号11月合評会
11月17日(日)13:30-16:30
会場:愛知芸術文化センター 12階催事室
※最寄り駅は地下鉄の栄駅です
■二次会会場:これまでと同じです
中区役所ビル地下「嘉文」
※合評会会場より徒歩10分くらい
事務局 栞智恵子
外は青くを読んで - 伽芙伽怪(かふかあやし)
2024/11/01 (Fri) 15:27:39
全編においてのセンチメンタルで、甘く感じた。
27頁2行
「目の前に舞う雪花に手のひらを差し出すと、ひとひらの花びらは一瞬で溶けてなくなり、僅かな冷たささえも残さなかった。 はらはらと舞い散る白い雪片を見上げなら、こんな雪を"雪"と教えてくれたのは誰だっただろうか
訳もなくそんなことを考えながら、私はしばらく空
中を眺めていた。」
こんな日だからなのか、ひどく人恋しかった。冷え込み
は厳しくなる一方だし、コートの下の黒いフォーマルは窮
屈で気になるものの、このまま誰もいない家に帰る気にはなれなかった。
29頁一六行
「裏にぼんやりとミユが運転している姿が浮かび上がっ
ていた。駐車場に車を停めたミユは、クリーム色の三階建て施設の玄関を潜り、ホールを抜け、二階への階段を上って行く。
突き当りを右に折れ、左から三番目の部屋を静かにノックする。それからゆっくりとドアを開き、満面の笑みを湛えると同時に、祖父も穏やかな笑みを返し、ベッドに横たわっていた身体をゆっくりと起こし始める。
ミユはベッドに駆け寄り、祖父を支えながら車椅子へと移動させる。
それから車椅子を押しながら廊下に出てエレベーターに乗り込み、
一階にある中庭へと向かう。ミニは車株子を押しているあいだもお喋りと
笑顔を絶やすことなく、祖父にひとときの幸をもたらす。」
そんな様子が在り在りと浮かんできて、気づくと私は、自分で作った虚構の世界
にジェラシーさえ覚えてしまっているのだった」
ミユとの新鮮な関係から少し老いた主人公の消極的な生き方は吹っ切れるのはいいが、それでも甘い、安易な感が否めない。
だが転機となるのは些細な切っ掛けが多い。悩みどころである。
Re: 外は青くを読んで - 有芳 凛
2024/11/02 (Sat) 09:43:13
感想、ありがとうございました。
ご指摘の点については、今後の参考にさせていただきます。
これからも、よろしくお願いいたします。
113号発送予定と合評会 - 栞 智恵子
2024/10/11 (Fri) 19:34:40
113号が印刷所よりできあがってきました。
発送準備が整ったところから順次発送していきますので、
もうしばらくお待ちください。
合評会は予定通り開催します。ご予定の確保をお願いします。
■113号合評会(再掲)
・2024年(令和6年)11月17日 第3日曜 13:30-16:30
会場:愛知芸術文化センター 12階催事室
※最寄り駅は地下鉄の栄駅です
・2025年(令和7年) 1月19日 第3日曜 13:30-16:30
会場:同上
■二次会会場:これまでと同じです
中区役所ビル地下「嘉文」
※合評会会場より徒歩10分くらい
事務局 栞智恵子
Re: 113号発送予定と合評会 - 伽芙伽怪(かふかあやし)
2024/10/12 (Sat) 20:03:59
今日の午後に届きました。こんなに早く届くとは驚きです。
これから作品を読んであれこれと私の好みに偏った感想を述べたいと思います。
Re: 113号発送予定と合評会 - 栞 智恵子
2024/10/13 (Sun) 15:12:24
ご連絡ありがとうございます。
いつも原稿をいちばんに提出くださり、
発行まで長くお待ちいただいているので、
早々にお届けできて嬉しく思います。
事務局 栞智恵子
113号御礼 - 戸田鎮子
2024/10/17 (Thu) 10:59:23
113号のご発行、おめでとうございます。
早速にお贈りいただきましてありがとうございました。
昨日、到着したばかりで、まだちゃんと読んでいませんが、編集室の窓だけは読ませていただきました。北原さんによる過分なお言葉、恐縮至極です。力作揃いのようで、楽しみに読ませていただきます。
ますますのご発展をお祈りいたします。
ありがとうございます - 北原深雪
2024/10/17 (Thu) 17:32:15
戸田先生
コメントを寄せていただき、ありがとうございます。
新しい編集スタッフによる2冊目を発行でき、ほっとしています。
今号から「編集後記」を「編集室の窓」に戻しました。
先生が主宰をされていた時のスタイルを継承していきたいという思いからです。
まだまだ未熟ではありますが、スタッフ一同、頑張っていこうと話しています。
先生からのお言葉はとても嬉しく、励みになります。
どうぞ今後とも見守っていただけますよう、お願い致します。
113号掲載費 - 伽芙伽怪(かふかあやし)
2024/09/24 (Tue) 14:09:22
今日、113号掲載費を秋吉凛様へ現金書留で送りました。
Re: 113号掲載費 - 有芳 凛
2024/09/25 (Wed) 15:30:27
伽芙伽さま
本日、現金書留、届きました。
原稿料は、事務局のほうに渡しておきます。
いつもご面倒をおかけし、申し訳ありません。