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「じゅん文学」BBS

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98号の感想(5) - たま

2019/03/20 (Wed) 20:20:50

『小さなひなげしのように』(榑木さん)

TVの2時間枠のサスペンスドラマを意識した作りだと思いながら読み進めました。ただ、申し訳ありませんが、作者が伝えたかったと思われる「悲劇のヒロイン」には共感できませんでした。

人間関係やバックグラウンドが複雑で、本来は長編レベルの設定だと思います。すべてを盛り込んで中編に落とし込むのは相当困難で、しかも書いてある内容とストーリーにおける重要度のバランスが取れておらず、最後まで作品に振り回される感覚を味わいました。
これは、実際に書き始める前に作品の構成(全体の規模と、各エピソードの優先度・割合)が整理できていないことが一番の原因だと思われます。

98号の感想(4) - たま

2019/03/20 (Wed) 20:19:38

『カマキリの背中の羽は、花びらでできている。』(堀田さん)

短い作品の中にDVや離婚、貧困などのシングルマザーの問題・苦悩が凝縮されていて胸が締めつけられましたが、一方で素直に育っている子ども(+懐いている猫)が救いの光で、作品のアクセントにもなっていてよかったです。
若い頃に思い描いていた未来にたどり着けず、何もかも捨てて現実から目をそらしたいと思う主人公の気持ちは、痛いほどよく分かります。

少し気になったのは、登場人物の中でハナカマキリと名前が似ている「ハナ」にほとんど役割がないところで、雅弘よりも彼女をクローズアップすべきだと個人的に思いました。(ネーミングの問題かもしれません。)
(何度か出て来て目に付いた誤字:「膝間づく→跪く」「試験官」)

98号の感想(3) - たま

2019/03/20 (Wed) 20:17:47

『そこから見えるものは』(有芳さん)

変わった感性の親戚や夫の趣味・SNSなど、価値観に大きなギャップがある対象に対して、主人公が完全に拒絶するのではなく、自分なりに分析し、一定の距離を置きつつもゆるく受け入れているところに、それまで重ねてきた人生と作者の人柄を感じました。
タイトルにもある夜景の見える場所が話のメインですが、それ以外の話題(夫の趣味やミユの話など)もインパクトがあるのに相互のつながりがやや弱いので、各エピソードをもっと結び付けるか、もしくは、ばらして別作品として深掘りした方がよかったように思いました。

新刊が出ました - 松村比呂美 URL

2019/02/26 (Tue) 19:42:34

突然、お邪魔します。『じゅん文学』の同人だった松村比呂美です。
主に、サスペンス、ミステリーを書いており、昨年12月に、光文社文庫より『黒いシャッフル』が刊行されました。
また、電子書籍オリジナルですが、『じゅん文学』に掲載していただいた「濁るとき」が収録されている『家族の怪談』が本日発売されました。
ホラーテイストのもので、純文学とは分野が違いますが、ご興味があったら、よろしくお願いいたします。
パソコンやスマートフォンで読むことができます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07P6DYF54/
いきなりの宣伝で失礼しました。

Re: 新刊が出ました - 戸田鎮子

2019/02/28 (Thu) 09:40:19

松村比呂美様
ますますのご活躍、お慶び申し上げます。
宣伝、大いに歓迎です。

同人の皆様
松村さんは創刊号の巻頭を飾ってくださった方です。
当時、ご主人の転勤で、各務原に住んでおられてじゅん文学に入ってくださいました。
その後、故郷の福岡県に帰られましたが、九州さが大衆文学賞、オール讀物推理小説新人賞の候補など、実力を発揮され、今では携帯小説作家としても活躍されています。
光文社文庫や幻冬舎文庫などから、「黒いシャッフル」など、7冊の作品集が出ています。
是非ともご覧いただければ幸いです。

ご紹介ありがとうごさいます! - 松村比呂美

2019/03/08 (Fri) 12:04:25

メッセージを書き込んでから、ロシアに行っており、お礼が遅くなってしまいました。皆さま、よろしくお願いいたします。この季節は、ベストシーズンの半額ほどの旅費でいけるので、美術館巡りをしようと出かけましたが、芸術面だけでなく、大変興味深い旅となりました。

たま様へ - 金沢の労

2019/02/03 (Sun) 08:34:46

ご批評ありがとうございました
金沢と名古屋との距離の長さと、必要に迫られた時間的制約の中で、合評会に出席できぬ身としては、たま様のようにBBSを利用しての感想はありがたく思っております。
今度ともよろしくお願いいたします。

Re: たま様へ - たま

2019/02/04 (Mon) 21:43:45

こんばんは。

わたしの書き込みはごく個人的な意見で、書いた本人も正しいとはまったく思っていませんので、あまり気にしないでいただけると助かります。(すみません。)

制約があって難しいかもしれませんが、どこかで一度合評会に参加されると、会の雰囲気が分かっていいかもしれません。

池戸豊次「詩歴」の抒情に驚嘆 根保孝栄・石塚邦男 URL

2019/01/17 (Thu) 20:38:05

・平成の堀辰雄・・・そんな感じで驚きました。
堀辰雄よりもいいです。こんな作家がいたなんて久しぶりに驚嘆しました。
「全国文芸掲示板」にて読後感書きました。後の作品も読み込んでみます。

Re: 池戸豊次「詩歴」の抒情に驚嘆 - 戸田鎮子

2019/01/19 (Sat) 19:22:19

全国文芸掲示板拝見しました。ありがとうございます。
池戸さんは岐阜の方ですが、1月の合評会に名古屋へ来てくださるとのことですので、伝えておきます。
今後ともよろしくお願いします。

御礼 - 北原深雪

2019/02/01 (Fri) 00:51:45

「深秋の扉」へのご批評ありがとうございました。
とても丁寧にご指摘いただき、自分の欠点や足りない点がよくわかりました。
いただいたご意見やアドバイスを今後の作品に生かしていきたいと思います。
これからもよろしくお願い致します。

98号の感想(1) - たま

2019/01/27 (Sun) 10:37:48

例会直前になりましたが、98号の感想を書き残しておきます。

■「詩歴」(池戸さん)
なじみ深い東海地方の風景と共に、主人公の成長と関わった女性たちがみずみずしく描かれており、甘酸っぱい読後感の作品でした。
「詩歴」というタイトル通り、章の冒頭に詩が掲載されていますが、各章の内容とほとんど呼応していません。あえて分かりやすさを避けたかのかもしれませんが、「小説」の一読者としては必要性が感じられませんでした。
また、短編にしては登場人物が多すぎます。中心人物を定め、他はわき役と割り切って個性を奪わないと読者の印象に残りづらいです。
あと細かいところで、主人公の呼ばれ方の揺れが気になります。正しい情報なら、作者のミスだと思われないように文中でフォローする必要があります。

■「深秋の扉」(北原さん)
インモラルなテーマを扱った意欲作として読みました。
ただ、爽やかなタッチで描かれる記者の仕事や長野の情景が、不倫という設定とあまりマッチしておらず、消化しきれていない印象を受けました。
必ずしもドロドロとしたものを書く必要はありませんが、過去に自分たちの行動に対する引け目を感じつつ爽やかなラストで終わらせたいのなら、どこかで明確に心の清算をする必要があり、それが足りていないように思います。(空白期間とあのメールだけで察するのは無理があります)
もし、タイトルにもなっている「扉を自分の手で開ける」が作者の一番伝えたいメッセージだったのならば、不倫設定はむしろ不要だったかもしれません。
余談ですが、物語の冒頭で地滑りの危険を知らせる最初の男性をパートナーに設定した方が個人的に好みです。

Re: 98号の感想(1) - 北原深雪

2019/01/27 (Sun) 23:16:58

「深秋の扉」への感想ありがとうございます。
先ほど例会を終えて帰宅しました。
合評会と二次会で出席された皆さんからたくさんのご感想とご意見を聞かせていただきました。
私にとっては初めての分野(たまさんのお言葉を借りればインモラルなテーマです)でしたので未成熟で不出来な部分が多く、皆さんのご意見すべてが胸に刺さりました。
たまさんのコメントも参考にさせていだきます。本当にその通りだと頷いております。
最後に書いてくださった余談に関してですが、冒頭の場面で登場する男性は桂木です。桂木との最初の出会いのシーンとして描きましたが、誤解を招くような設定と構成だったかもしれません。次作への反省材料にしたいと思います。
たまさん、今日合評をしてくださった皆さん、ありがとうございました。

Re: 98号の感想(1) - たま

2019/01/28 (Mon) 21:12:37

>冒頭の場面で登場する男性は桂木です。
同一人物だときちんと明記してありました。
ひどい読み間違い、大変失礼しました。

98号の感想(2) - たま

2019/01/27 (Sun) 11:08:40

■「ビッグウェーブを待ちながら」(飯田さん)
海辺の街を舞台とした登場人物たちが生き生きと描かれており、サーフィンや車といった少し変わった小道具の扱いも上手く、最後まで楽しく読みました。
ただ、作品のテーマでもある、主人公が待っているビッグウェーブは「恋愛」ですので、青年に対する恋愛感情が増していく様子を詳細に描いた方がよかったと個人的に思います。ひょっとしたら、ハードボイルドを意識してわざと控えめにしたかもしれませんが、さりげない仕草などでフォローできるはずです。
あと物語の幕引きが慌ただしく、気持ちのいい余韻に浸る暇がありませんでした。特に昔の恋人に関する設定は最後にまとめて公開するのではなく、もっと前から小出しにした方がいいかと思います。

■「うからやから、そしてウチムラ」(猿渡さん)
少し不思議なヒロインと騒動に巻き込まれた主人公を中心に、三十~四十代のリアルな生活が描かれていて面白く読みました。(+身につまされました)
しかし、主人公のバックグラウンド(過去の人間/恋愛関係)がほとんど語られないために感情移入しづらく、特にラストが受け入れにくいです。ヒロインはともかく主人公までミステリアスな設定にする必要はないと思います。その一方で、妹についての話題は蛇足に感じます。
また、登場人物の大半が豪胆な性格をしていて、ヒロインの特殊性が相対的に薄まっています。ある程度メリハリを付けた性格設定にした方がいいと思います。
なお、後半に突然、時期設定が出て来ますが、さかのぼった前半の設定や描写に矛盾や違和感が生じています。作者の目で一度、チェックし直してみてください。

Re: 98号の感想(2) - 猿渡

2019/01/28 (Mon) 10:56:19

たま様

感想をありがとうございました。
ご指摘、なるほどと感じました。妹の存在がないと、うからやからにはならなかったので、必須アイテムでした。
登場人物の名前がマサがセツになっていたことを、合評会で指摘されるまで気づかなかったことがショックでした。見直していたのに気づかないなんて、まあ終わっとるわ、です。いろいろとありがとうざいました。

99号の原稿募集 - 戸田鎮子

2019/01/04 (Fri) 10:31:55

1月も4日になりました。

99号の原稿締切りは今月末ですので、
皆さんの原稿をお待ちしています。

藤澤さんには百号に何か書いていただけるとのこと、
ありがとうございます。
百号の原稿は、4月末締切りですので、
どうかよろしくお願いします。

迎春 - 戸田鎮子

2019/01/01 (Tue) 09:33:21

明けましておめでとうございます。
今年は、いよいよ百号を迎えます。
皆様にとっても、良いお年でありますように。
本年もどうぞよろしくお願いします。

Re: 迎春 藤澤 茂弘

2019/01/03 (Thu) 19:25:29

記念すべき百号に今のところ「ボケ老人の愚痴話」程度の拙稿を出そうと思っています。頭も目もボケボケですので、締切日に間に合うかどうか。「遺稿」のつもりで頑張ります。


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